ポリテクカレッジ川内(川内職業能力開発短期大学校)の後期授業で「人間関係論」を担当しています。
特に”就職活動に役立つコミュニケーションスキル”を重点的に学んでいただいています。
昔は、手に技術があればそれだけで仕事に就くことができましたが、今は技術+コミュニケーション力が要求されます。
突然 余談ですが、私の父は”頑固な大工の棟梁”で、今考えるとコミュニケーション力は低レベルでした。それでも、腕を認めてもらえていたらしく、70歳過ぎるころまで現役で家を建てていました。
しかし、さまざまな価値観を持った人たちが一緒に働き、少ないコストで高い質の製品やサービスを要求されるような現在の職場では、コミュニケーション力も高いレベルを期待されます。
だからこそ、就職活動の準備として、コミュニケーション力を高め自分の強みをより認めてもらえるようにしておくことが重要です。
弊社のアドレスinfo宛に下記のメールが届きました。
「拝啓 貴社いよいよご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、弊社は長年ソフトの販売に携わってまいりました。
手前味噌ですが、当社はmicrosoft社とadobeの金メダルのディーラーでおります。弊社の業務は既に米国、中国、シンガポール、日本、ョ-ロッパに覆われております。
製品の品質もアフターサービスもとてもよいのでお客様から信頼を得ております。
お客様が、弊社の製品をご購入なさる時、支払い段階で弊社のホームページからお離れになったことを存じ上げます。お客様はお離れになったのが必ず理由があると存じます。何かおありでしたら、お力になると何よりです。
まずは御礼まで。 敬具」
なんとなく不思議なあいさつ文でしょう!
これは、あるPCソフト販売会社からのメールです。以前ソフトをインターネットで購入しようとしたのですが、先方の提示した支払い方法に不安を感じたので、その購入そのものをキャンセルしました。その後も特に問題は無く、無事にキャンセル処理を終えました。
きっと、キャンセル理由を知るために、このメールを送ったのだと思います。
たぶん相手は外国の人だと思います。(名前から推測)とてもすごい敬語でメールを送ってきています。翻訳ソフトを使いこなしているのだと思いますが、それなりに意味の通じる敬語で書かれていることがすごいと思います。
このメールをみて、すごいなぁ面白いなぁと思うと同時に、自分自身が誰かにメールを送るとき相手からみたら「変だぞ!」と思われるような言い方をしていないだろうか?と、ちょっと心配になりました。
一応意識して正しい敬語を使うように努力していますし、文章は何度も読み返して何を言っているか相手にわかるように工夫しているつもりです。それでも、これはあくまでも伝える側の価値観であり、相手の価値観と全く合致するということは無いわけです。
たとえば、あまりに丁寧すぎて、冷たい感じや慇懃無礼な感じを与えているかもしれないとか、こちらはわかりやすく書いたつもりでも、相手が何か違った解釈をされているかもしれない、といったことです。
相手の目線で見るために、メールの場合は、正しく伝わっているかの確認をするということ、できればリアルタイムにお互いに不快感を感じていないか誤解がないかなどを確認できる、電話や面談でのコミュニケーションを取るようにすることなど、あらためて必要だな、と感じました。
8月22日から約5ヵ月間の予定で、中国上海の荊 雨晴(じん ゆうちん)と暮らし始めました。
彼女は16歳。中2の時から日本語を勉強していて、日常会話は問題なく日本語で通じあえるのでこれまでよりずいぶん楽です。それもそのはずで、日本語能力検定試験の2級まで合格しています。日本人の英語力で言うとTOEIC750点くらいの実力はあるということでしょうか。
でも、ときどき主語や述語をちゃんと伝えないことでおこる誤解もあります。
先日も、天文館に買い物に行きたいというので一人で自転車で行かせました。道は車で通りながら説明したから大丈夫!我が家から天文館へは自転車で15分程度。気になるのは駐輪場の場所を知らないということでした。私の記憶で、以前は天文館中央公園には何台もの自転車やバイクを駐輪しているところがありました。『きっと中央公園なら停められるでしょう、もしだめだったら誰かに「駐輪場はどこですか?」と聞いてみてね』、と送り出しました。
しばらくして彼女から電話で「駐輪場はどこですか、と聞いたらこの公園には無い」と言われたということ。そうかぁ、私が町中の駐輪場、と言わなかったので公園の駐輪場を探してたんだな、ということがわかりました。結局停められる場所がみつかり、無事にショッピングを楽しんだようです。
日本語が分かるということと、言いたいことが正しく伝わることとは違うんだなぁと改めて納得しました。
ちなみに、焼き鳥を食べに行ったとき、「これは何?」と訊くので「鳥皮」と答えたら「鳥に皮肉の皮ですね」と言った彼女は漢字の音読みが得意で訓読みが苦手なようです。
先日、お会いしたTさんは、頭の整理の達人でした。
要職についておられるので、膨大な量の情報に囲まれて仕事をしておられると思うのですが、面談の約束をいただいてからお伺いしたときに、6年前の私が載った新聞記事を用意しておられました。
その新聞記事は色あせるでもなく、きれいに切り取られてファイルされていました。その記事を取っておいてくださったこともとてもうれしかったのですが、10日ほど前に電話でお約束したのにもかかわらず、ちゃんと探し出せていることが驚きでした、
おききするとご本人の情報の整理法が確立されて継続されていました。本棚キャビネットに立ててあった新聞記事のファイルは、私の記事のような古い物も含めてたった4冊でした。(1冊あたりの暑さは3cm程度)
さらに詳しくお聞きしたのですが、ブログでの紹介はNOということだったので詳しくご紹介できないのが残念です。
ともあれ、そういう整理ができているから、たまに会う人でもその方の情報を容易に手にすることができ、話題が広がったり、何よりも相手を嬉しい気持ちにすることができる、これも大切な心遣いだと思いました。
最近のコメント